春日井駅前メンタルクリニック

愛知県春日井市のクリニック(心療内科・精神科)

2021年10月

コロナ禍で学校生活にうまくいかなくなり、メンタル不調になったり。不登校がちになったり。
就職したものの、環境の変化にうまく適応できなくて、メンタル不調になったり、欠勤がちになったり。

こうした20歳未満のひとのメンタル不調のお悩みを診察でうかがうことがあります。

もともと、学校生活から社会人へ切り替わる時期は、環境の変化が大変大きく心理的ストレスを感じやすい時期だと思います。
実際、社会人1~2年目のひとのメンタル不調は、過去の診療の経験からも多数お話を聞かせてもらいました。

それにもまして、2020年からのコロナ禍で、環境の変化や、孤独感にさいなまれることは、過去に例をみないほどに大きな影響をもたらしたのではないかと感じています。

学生生活においては、学校という場につどい、同級生と悩みや状況を打ち明け話すうちに、似た境遇のひとたちの考えや行動を知り自分なりの対処策をとっていくものだろうと思うのです。
それが、コロナ禍で自宅待機や在宅リモート学習などで、似た境遇のひとたちとの情報共有や相談の場が喪失してしまってはいないでしょうか。

今年お会いした患者さんでも、特に大学生となり実家を離れひとり暮らしを始めたにもかかわらず、
コロナ禍で在宅学習がつづいてしまい、同級生の友達も知り合うことができず、孤独のまま数ヶ月過ごしている方もいました。
ただでさえ不安な新生活がさらに不安と孤独でさぞかし辛い状況ではないかと推察されます。

不安、気分の落ち込み、眠りなど生活リズムの乱れ、などメンタル不調の兆しがあれば、早めに受診をしていただければと思います。お役にたてればと思っています。

気分の落ち込み、不眠、などのメンタル不調をきたして受診された患者さんの対応を日々しています。
最近、感じているのは、個人事業主や経営者の方の休養の難しさです。

会社員の方であれば、「休職のうえ療養に専念するべき」旨の診断書を作成発行すれば、
勤め先を休んで、病気休職をすることができます。

しかし、個人事業主や会社経営者の場合には、診断書を作成発行したところで、その提出先は自分自身となってしまいます。

休むに休めない状況のこともあるようです。
こういう場合は、個人事業主や経営者の方の病気療養の難しさを痛感します。
すべての方が健康を大事にしなければならないのは当然ですが。
いざ、病気を患ってしまったときに、個人事業主や経営者の方は対応が難しくなるのだなあと思うのです。

未病、という言葉がありますが。
個人事業主や経営者の方こそ、疾病予防と健康増進に日頃から気をつけていただきたいと思うのです。
なにか不調の兆しがあれば、早めに受診していただければと思います。

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