コロナ禍で学校生活にうまくいかなくなり、メンタル不調になったり。不登校がちになったり。
就職したものの、環境の変化にうまく適応できなくて、メンタル不調になったり、欠勤がちになったり。
こうした20歳未満のひとのメンタル不調のお悩みを診察でうかがうことがあります。
もともと、学校生活から社会人へ切り替わる時期は、環境の変化が大変大きく心理的ストレスを感じやすい時期だと思います。
実際、社会人1~2年目のひとのメンタル不調は、過去の診療の経験からも多数お話を聞かせてもらいました。
それにもまして、2020年からのコロナ禍で、環境の変化や、孤独感にさいなまれることは、過去に例をみないほどに大きな影響をもたらしたのではないかと感じています。
学生生活においては、学校という場につどい、同級生と悩みや状況を打ち明け話すうちに、似た境遇のひとたちの考えや行動を知り自分なりの対処策をとっていくものだろうと思うのです。
それが、コロナ禍で自宅待機や在宅リモート学習などで、似た境遇のひとたちとの情報共有や相談の場が喪失してしまってはいないでしょうか。
今年お会いした患者さんでも、特に大学生となり実家を離れひとり暮らしを始めたにもかかわらず、
コロナ禍で在宅学習がつづいてしまい、同級生の友達も知り合うことができず、孤独のまま数ヶ月過ごしている方もいました。
ただでさえ不安な新生活がさらに不安と孤独でさぞかし辛い状況ではないかと推察されます。
不安、気分の落ち込み、眠りなど生活リズムの乱れ、などメンタル不調の兆しがあれば、早めに受診をしていただければと思います。お役にたてればと思っています。


